閉経後もロコモーションを踊れるように
ロコモーションと言えば、アメリカの60年代のダンス "Come on baby, do the loco-motion!"てやつですね~!
ロコモっていうと、運動とか移動とかいう意味になりますね!
ダンスのロコモーションはポジティブな感じですが、最近はロコモがつくシンドロームが話題に!
そう、閉経後の女性が注意しないといけないのが、ロコモティブシンドローム!(運動器症候群)
つまり、ロコモの原因になるのは、「骨粗鬆症、変形性関節症、脊柱管狭窄症」です!
あらっ楽しい話かと思ったら楽しくない?
閉経すると女性ホルモンが低下すると、骨密度が下がり、骨粗鬆症になりやすくなりますね。
なんとかロコモーションを踊れる身体でいたいですよね~!
山芋が女性を救う?
山芋にはジオスゲニンという成分が含まれ、アルツハイマー病の予防が期待されていることは前に話しましたが、
このジオスゲニンは骨の面でも期待されているんです。
村木らの卵巣摘出骨粗鬆症モデルマウス(ちょっとかわいそうですが・・)をもちいた研究では、ジオスゲニンの投与によって骨吸収の抑制と骨成形の増加が生じて骨量の増加が認められています。
でも、マウスレベルですので、まだまだヒトでの試験が必要なのですがね…。
ジオスゲニンは抗炎症作用やあり変形性関節症の炎症を軽減することも期待されています。
慢性関節リウマチにもいいんじゃないかという研究も始まりつつあるそうです。(Liagreらの報告によると)
先に食べちゃえ~
昔から山薬としても使われ、色々と身体によさそうな山芋なんですが、まだまだエビデンスが不十分なので、声を大にして認知症にいいですよ。骨粗しょう症にいいですよとは言えないんですが・・。
マウスレベルではなかなかいい結果が出ているんです。
エビデンスはまだまだ不十分だから、しっかりエビデンスが出てから食べたほうがいいか?
研究なんて、遅々として進まなかったりするし、う~ん、やっぱり先に食べちゃったほうがいいんじゃないか?
十分エビデンスが出てきたときに、「私はもうとっくにしょっちゅう食べてるよ~ん」て得意げにいうのがいいかと…。
そして、ロコモーションを踊って見せられたらもう完璧ですね~!