人間は社会的な種
今日は認知症の人の心のニーズの結びつきのニーズ(Attachment)について、お話しします。
人間は本来社会的な種であると言われます。
人との結びつきがないと生きられない種なのです!
人種が違っても、文化が違っても…
もう、それは人間の本能的なもの…
|
認知症の人の結びつきのニーズ
幼少期は、どうしても世の中のことが十分わからないため、
親等頼れる人との結びつきをベースとして、子どもたちは安心感をもち、生活することができます。
認知症の人にも同じようなことが言え、だんだん周りのことが把握できなくなり、
不安感にさいなまれて、生きていくことになります。
だから、認知症の人はよりいっそう結びつきのニーズがあると言われるんです。
認知症の人は絶えず、『自分がなんかおかしい』ということには、気付いていて、
それで余計に不安感も増し…
結びつきのニーズを求める…
認知症の人が家族や社会の人々に関わる機会をつくることが、
やはり、重要なんですよね!
|
うちの結びつきケアの実際は?
じゃあ、うちの婆ちゃんの結びつきのケアの実際は?
病院に行くときに息子が付き添ってくれる…
入院したら、家族が付き添ってくれる…
デイサービスでは、同じような認知症だったり、体が不自由だったり、自分たちの境遇について、共感できる仲間がいる…
世話してくれるスタッフがいる!
時々、家族と食事や旅行に出かける。
基本的には、婆ちゃん、独り暮らしなので、寂しくないよう、猫をかった‼️
まぁ、こんな感じです‼️
結びつきニーズを満たすのも、ほどほどで介護者に無理のないくらいがいいと思います!
介護スタッフやデイサービス仲間との結びつきにある程度お任せしましょう!
|