婆ちゃん‼️絶食のわりに優しい!
前に絶食の時は、『何か食わしてくれ~!』ってうるさかった!婆ちゃん!
今回は、『検査やからご飯ないみたい』と、わりとおとなしい。
消灯台には『昼食 遅延』と書かれた札が置かれていました!
『検査の後、ご飯あると思うよ』
私もまだ、昼ご飯を食べてないことを知ると、
『廊下にご飯置いてあったら、食べてもいいよ』
いつになく、優しい婆ちゃんでした!
普段、ご飯、命なのにね~!
元々頑固ばばあですが、服についた糸くずや髪の毛をとってくれることがあります。
相手を思いやった行動を普通にしている時はしているんですよね。
偏見のない見方は猫がお手本
前回、婆ちゃんが入院したせいで、白猫のチロが主がいないせいで食欲がないという話をしました!
猫だと、人間みたいな先入観がないから、婆ちゃんから、素直に愛情も受け取っていたんですね!
実利的なことばっかり考えていると、婆ちゃんが人の役にたっている存在するだとはとても思えないんだけど…
認知症の人の優しさを素直に受け取る
認知症の人は感情の部分は非常に豊かであるので、実は優しさを振り撒いていたりもする…
認知症だから、役にたたない存在だって決めつけると、うまく愛情を受け取れなくなるんですね。
こちらが認知症の人は役にたたない存在と思ってしまうと、
糸くずとってもらって、ありがたいのに、
『余計なことせんでいい』って言ってしまう。
そんな風になることが、認知症の人の家族にはよくあることかもしれません。
まぁ、ずっと介護していると、そうなっちゃうのも仕方ないんですが…
認知症の人の優しさを素直に受け取ることは、本人の自尊心が高められ、
本人の精神の安定にもつながりやすいですね!
認知症になっても、最重度までいかない限り、昔の記憶がまだ残っています。
婆ちゃんだったら、元病院調理師で、病院食についてぶつぶつ語っていたりもするし、
ちゃんと聞いたら、食のことのいいヒントが引き出せるかもしれない!
実際は、『ああ、婆ちゃんが何か言うてるわ』となり、真剣に聞いていなかったりしますが…
安易にジャッジして、その人の良さを受け取り損ねることのないように…
これは、認知症の人に対してに限らないですね…
そんなことを猫のチロに教えられた気がします‼️