冷凍野菜に走りたくても
野菜が高騰しているから、冷凍野菜に走ろう!そう思った人もいると思います。しかしながら、冷凍野菜も中国産等でない限り高いんですよね。同じ壁にぶち当たった方も多いのではないでしょうか?冷凍野菜なんだからもっと安かったらいいのですがね。
とうもろこしは鮮度が命
青物が高騰でなかなかとれない今、おすすめしたいのは、コーンの缶詰です。もちろん、生のとうもろこしをおすすめしたいところですが、とうもろこしの旬は夏。そして、「とうもろこしは鮮度が命」と言われるように、鮮度がどんどん落ちていきます。それに伴い、味も栄養も落ちるわけです。たくさん頂いても、即加熱して冷凍しないといけないとうもろこしですよね。
コーン缶詰が栄養を補う
それに比べて、とうもろこしの缶詰は年中いつでも食べられ、よくとれるいい時期の栄養価も高いとうもろこしがつまっています。とうもろこしは、イネ科で穀物的要素もあるわけですが、甘い時期に収穫したものは、野菜になります。とうもろこしは、熟するほど甘味がなくなり甘味だった糖はデンプンに変わりが、穀物的になっていきます。古代インカ、アステカ文明の頃から穀物、主食としても使われています。日本でも米のとれない地域では、主食として扱われていたそうです。もちろん、缶詰に入っているのは、野菜的なとうもろこしになります。
青物に変わる栄養素は?
青物に変わる栄養素としては、やはり葉酸が豊富であることだと思います。他のビタミンB1、B2等も豊富です。ビタミンB群が豊富なので、認知症予防にも、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病の予防にもいいですね。
薄毛にも妊活にも
私が注目しているその他の栄養素は亜鉛です。もちろん、牡蠣や牛肉等に比べれば、少ないですが、野菜のなかで亜鉛が比較的豊富に含まれているのは、とうもろこしなんです。亜鉛は髪の新生に必要な栄養素です。薄毛は、年を重ねると、男性、女性ともに悩みですからね。そして、妊活中の方にもおすすめです。亜鉛は、男性の精子を作るのにも必要ですし、女性の生殖機能も高めます。コーンは子どもが食べるイメージですが、全世代で食べるのにいいですね。