刑務所で面接
前回の話はこちら
『英語あんまりできなくてもできるいい仕事ありますか?』
そんな質問をうかつにもしてしまったために、刑務所で働く仕事を紹介されて、
面接を受けることになった私!
インターンシップ先の女性職員が紹介してくれた仕事だからいい仕事だろうと安易に考えてました‼️
中国人の女友達に『アメリカの面接は、実は簡単なんよ!』
『あなたの強みと弱みはなんですか?』
って、絶対聞かれるから、それに答えられるようにしといたらいいと。
『でも、弱みはほんとの弱みじゃなくて別の強みを言うんだよ』
そう友達に教わりました‼️
聞いてなかったら、ほんとの弱みを言っちゃうところですね!
車がないので、車を持っているインドネシア人の男の子に頼み、
面接を受けにいきました。
到着した場所は、高い壁がそびえ立ち、その上には写真のような針金が張り巡らされていました!
『あーほんとに間違いなく刑務所だね』
『ほんとに受けるの?』
そんなやり取りをインドネシア人の男の子とやり取りした気がします‼️
『うん』
めちゃくちゃ受けたいわけじゃないけど、もうここまできたからには引き下がれない!
そんな気持ちでした‼️
受付で面接に来たことを言うと、
私は中に通してもらえましたが、彼は入れませんでした‼️
案内され、建物の中に入ると、その辺で待っているように言われました!
10代の金髪少年と‼️
ふと、辺りを見回すと、廊下の角に座り込んでいる10代くらいの眼のキラキラした金髪の男の子がいました。
その彼に話しかけれました!
『きみは、何しにここに来たの?』
『ここで働くために面接に来たの』
『えっきみがここで働くの?』
『面接に受かったらね』
『へぇ、君みたいな子がここで働いてくれたら、嬉しいなぁ』
『まぁ、受かったらだけどね』
『じゃあ、僕がきみが受かるように、言っといてあげるよ』
『ありがとう』(どうしよう、ほんとに受かっちゃうかな?)
そんなやり取りを交わしていたら、案内人が戻ってきて、私を別の部屋に連れて行きました!
その道中で、案内人が色々説明してくれました!
『さっきいた男の子は態度が落ち着いてきたので、フリーで建物の中をうろうろしてるんだよ』
『えっ、態度が落ち着いてきたって?』
『ここの囚人だよ』
『ええっ?!』ゾーっとしてきました!
そういえば、オレンジのつなぎ服を着てた‼️
えっと、万引きや暴力のような軽犯罪だと、インターンシップ先みたいなditention(ディテンション:留置所)だから、
ここにいる人たちは、重犯罪だよね!
えっと、重犯罪と言ったたら…
想像しただけでも恐ろしい!
そんな怖い思いをした私は、面接の控え室に通されました‼️
中を見渡すと、目をうたがうような光景を目の当たりにしました!
そこで見たものとは…