民生委員ってパッて説明しにくい
ある程度年輩の人なら、一度は効いたことがある民生委員!
実は100年も歴史がある素晴らしいしくみ‼️
でも、最近では、医療、福祉職でも若い人は知らなかったりしますね。
最近、『民生委員って何?』って看護師の友達が言っていたので、
ちょっと民生委員について書いてみます。
実は、民生委員法って法まであって、厚生労働大臣から委嘱を受けている民間の奉仕者なんです。
つまり、ボランティア!
でも、活動費くらいはもらっているそうですね。
地域の相談役、パイプ役
民生委員は、一人暮らしの高齢者の状況を把握し、社会福祉協議会等と連携して、困っている人を助けるパイプ役をしてるんです。
そして、高齢者だけでなく、民生委員は、児童福祉法に基づいて児童委員も兼ねている!
だから、子どもの安全や虐待の早期発見にもつとめるという地域での重要な役割を担っているんです。
児童のことに特化して、トップで活躍している主任児童委員と呼ばれる人もいます。
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イメージはおじいちゃん?
私の、民生委員のイメージは、やっぱりおじいちゃんかな?
もちろん、おばちゃんやお婆ちゃんもいます。
主任児童委員なんかは、元小学校の先生とか子ども好きのおばちゃんが多いイメージです!
自治会の推薦などで決まるので、地域に熱い人が多いかと思います。
頼まれちゃって、しょうがなくとい人もいるかもしれませんが…
地域活動が盛んかどうかは、地域によって違うので、地域によって民生委員さんの活動ぶりはさまざまかもしれません。
ケアマネージャーさんの登場で、民生委員さんがこれまで担っていたことなんかも、ケアマネージャーのほうに行きやすくなりましたね。
ケアマネさんは、担当高齢者が決まっているので、決まっている人のことに関しては頼みやすいんですよね。
民生委員は、地域担当なので、個人全員に手厚くというわけにはいきません。
ケアマネさんは、ボランティアじゃないのに、ボランティア的なことを頼まれやすいですよね。
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民生委員はこの先どうなる?
この先は、結局、国は高齢者のことに関するお金を削減していく意向で、
高齢者のことは、ボランティアで動かしていきたいわけですから、
この先は、今、やや廃れてきている民生委員の再活躍が期待されるのかもしれません。
私が持っている保健師という資格のお仕事も、古くから民生委員と協力しながら、地域の人々の健康を守ってきたお仕事なんです。
この先、地域の未来はどうなっていくのか?
既存のしくみも新しいしくみも最大限に活用しないと、高齢者の数がさらにどんと増える2025年移行は乗りきれない気がしますね!
皆さんの地域はどんな感じでしょうか?
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