共にいること(Inclusion) ってどういうこと
パーソンセンタードケアについて、かいつまんでお話ししていってます。
今日は、認知症の人の心のニーズの『共にいること(Inclusion)です。
Inclusion って英語だと、含めること!
このニーズは、英語がちょっとわかる人なら、英語のほうが理解しやすいかと思います!
Inclusion の反対がExclusion !排除、排斥するという意味になります。
だから、共にいること…というよりは、仲間外れにせず、仲間にちゃんと入れてあげることなんですよね‼️
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人間は本来集団で生きるもの
人間は、本来、集団で生きるものであり、それも本能的なもの…
でも、認知症の人は会話でも、動作でも周りについていくのが難しいので、
何かと置いてきぼりになりやすい!
孤立しやすいんですね!
そうすると、知能も身体もさらに衰えやすくなります。
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意図的に集団に含める
認知症の人は、寂しくても、自分から、集団に入っていくことはなかなかできません。
でも、入っていきたいサインは呈しています!
認知症の人のつきまとうような行為がそれにあたると言われます!
そんなサインは見逃さず、やはり大事にしてあげたい‼️
うちの共にいることのケアの実際
婆ちゃんにとって、今共にいる集団は、家族とデイサービスの仲間になります!
とはいっても、いつも家族のお出かけ全部に婆ちゃんが入るというわけではありません。
先日の、ルーブル美術館展も婆ちゃんが行ったら、認知症から障害者手帳も持ってるし、付き添い者一人分も無料になるしと、夫にも言われたんですが、
私も常に疲れてるので、やっぱり楽したい…
付き添い者一人が無料になるのは、頑張ったご褒美でもあるんでしょうね!
小さい子ども2人も婆ちゃんもとなるときつい…
子ども二人でも美術館で黒スーツ女性スタッフ集団に睨まれて怖かったですが…
婆ちゃんも連れて行ったら、黒スーツ女性に囲まれて身動きできなくされるかもしれません(笑)
とそんな言い訳をしながら…
共にいることもできるときにということでいいと思います!
でも、忘れてないよ…
そういうことが重要なのかもしれません!
家族以外の他人集団に入る機会があり、出かける機会はやはりあるほうかいいですね!
毎日の生きる張り合いにもなりますから…
ご参考まで…
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