いまだかつてない摘便
娘のECCダンスの申込み書を書いていたら、
『婆ちゃんがウンコが出そうで出なくて、ぶるぶる震えながら、立ってるねん』と母が婆ちゃん家からやってきた!
『そうなんやじゃあ、摘便したろうか?』と私。
『摘便って?』
『ビニール手袋はめて、便を掻き出すだけ…。これは、ブランクのある看護師でも、お母さんでもできるで』と私が言うも、母も摘便は気が進まなそう…
わたしも、ブランクがあるので、ちょっと便やだなみたいな感覚はあるのです。
でも、婆ちゃんのところに行って、立ったまま手袋して、いざ、居間に立って、ぶるぶる震えている婆ちゃんに、
『便出したるわ。ユウは看護師免許あるし、大丈夫』
『そんなことせんでええ』と首を振る。
さすがに羞恥心がある様子でした…
そう、何歳になっても、恥ずかしいものは恥ずかしい!
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在宅介護でよくある便の悩み
私、たま~に、一人暮らしの緊急通報装置の仕事をしています。
どんな仕事かというと、お年寄りが身体に異変があったら、ボタンを押すとナースにつながり、ナースが緊急車を呼ぶ介護保険外の、サービスが、昔から全国の自治体の福祉課を通じてあるのですが…
その仕事でも、結構ウンチが出そうで出なくて、しまいに血まででてきて…ということがあります。
その装置を使うと、協力員という登録してる近所の人が現場確認にくるというしくみの場合があるのですが、
おばあさんだったら、『お願い、男の人呼ばないで…』と言うこともあります。
協力員を女性にしたとしても、緊急隊員は男性でしょうがね…
という風に、たかがウンコ、されどウンコで結構、在宅介護でよくおこるんですよね…
こういうこと…
病院看護師が使ってるような柔らかい透明手袋があれば簡単にできるんですが…
一般のたいていの人は抵抗あるかな?
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大岩石なみの巨大硬便
大昔に病院で看護師をしていた頃には、よくやっていて、看護師やっていると、便が汚いという感覚がなくなってました!
でも、超ブランクあるので、できれば婆ちゃんの便は、手袋をしても触りなくないのが正直なところでした!
いざ、手袋をして、居間でプルプル震えながら立っている婆ちゃんのズボンを下げると、
汚ないなんて思わない看護師魂が湧いてきたんですよ!
スゴい!
自分でもびっくり!
結構、看護師時代は病院で摘便してたのですが、
今回の婆ちゃんの便秘は半端なかったんですよ!
なんか、カチンコチンのハンドボールが肛門の向こうにあり、
こんなん普通に出せるわけないという病気でも出会ったことないレベルだったんですよ。
それで、そっか、病院はまだ下剤とかすぐ出るし、管理されてたから、あれくらいのレベルの摘便だったんだな…と。
たかがウンコ、されどウンコで…
在宅にいて、下剤とかで管理する習慣もない人はシリアスなんだろうな…と。
あまりにほっておいて…救急車とかね!
あるんですよね!
婆ちゃんのハンドボールの摘便は、大変で、ハンドボール丸まま出したら、血が出そうだから、ハンドボールを分解して出さないといけないんですが、そのハンドボールがコチンコチン過ぎて、分解するのも大変なんですよ。
なんとか、ハンドボールは出せたんですが、
それで、まだ終わりではなく、今度はコチンコチンの長~いバナナが続いていて、
ほんとに私の看護師人生では、出逢えないすごいレベルの摘便でした!
そのコチンコチンバナナのまた、長いこと!
母にやらせなくてよかった!
わたしも、十数年ぶりに摘便して、ブランクあるのに、ハイレベル摘便でした(笑)
ほんと、素人に頼むにはハイレベル過ぎました!
下剤だと今度また、下痢して大変になったりもするので、摘便て物理的に出せるから便利なんですよ!
ちょっと痛がったりもしますが…レベルの高い摘便だと…
終わったら、婆ちゃんは、すっきりして落ち着きましたよ!
『婆ちゃん、よかったな、ユウが看護師免許持ってて』と母!
たかがウンコで病院行かなくて済んでよかったね!
やっぱり在宅介護にウンコの悩みもつきものですね!
こういう話はどこまでラジオでしてもよいでしょうかね?
また、ラジオでこんなんやってほしいとかあれば遠慮なく言ってくださいね!
ラジオのお問い合わせにこのサイトのお問い合わせフォームを使う予定です!
私の認知症のラジオ番組は6月頃からの予定ですが、
fmgig エフエムギグラジオには、色んな面白い番組がありますよ!
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