認知症の人は点滴を抜くという思い込み
認知症の人は、点滴や経管栄養について理解できないだろうという先入観から、まだ1度も管を抜いたことがないのに、紐でしばられていることがあります。うちの婆ちゃんもそうだったんです。
抜くとまずいくらいはわかる
うちの婆ちゃんも、重度の認知症にさしかかっていますが、病気で治療してもらってて抜くとまずいくらいはわかるよねと母と話してたんです。しばらなくても抜きはしなかっただろうと…
家族はどこまでが許される身体拘束なのかわからない
介護保険の指定基準で、身体拘束についてまとめられていて、例外3原則というのがあります。生命の危険があり緊急やむをえない、身体拘束の他に代替する方法がない、一時的なものであること!これらが、身体拘束の条件ななっています。
基準を満たしていない拘束がいっぱい
実際は現場では、基準を満たしていない拘束がいっぱい行われています。
身体拘束をする同意書、しない同意書をとる病院もあります。しない同意書とは、身体拘束しない代わりに、事故をする可能性があるこを了承するような内容になります。
それらの同意書をとれば、身体拘束は問題ないというものでもありません。
本当は身体拘束以外に代替となる他の方法がないか等慎重に検討しながら進められらないといけないんです。
しかしながら、代替となる方法を検討し、記録しながら進めている病院や施設はまだまだ少ないのが現状ですね。