携わることのニーズとは
認知症の人の心のニーズに携わることというのがあります。
英語だと、Occupation! 仕事、職業という訳をよく見かけますが、
それ以上のものですよね!
仕事でなくても、趣味でも、社会貢献でも何でもいいから、
携わることがあることが大切なんですね!
自分が主体的に動けば、世界を動かせる!
子どもも成長の過程でそういうことを学ぶらしい。
認知症の人も主体的に何かしようとする瞬間がありますし、
そうなんね気持ちになるような環境も整えてあげないとということですね!
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携わることがないと…
携わることがないというのは、
退屈、無関心、無為…
そんな状態です。
せっかく生きてるのだから、そんな状態にならないよう支援することが重要なんです!
誰かを自分から、助けようとしたり、アクティビティに参加しようとしたり…
認知症じゃなくて、無為にすごしている高齢者は、好きでそうしているという人もいるでしょうが…
認知症になると、自分で環境整えられないので、家族の支援、社会の支援がやっぱり求められるんですね!
携わることがないと、人はどんどん衰えていってしまう‼️
細胞も身体も萎縮していってしまう!
認知症になっている時点で脳は萎縮しているわけだから、
さらに萎縮が進み、認知症も進行してしまうわけですね!
デイサービスだと、花の水やりとか、エプロンたたみとか、やらせてもらう‼️
あぁいうのがとても大事ですね!
家だと、お婆ちゃんなら、料理の切るところをやってもらうのがいいと思いますよ!
手続き記憶と呼ばれる身体で覚えているような記憶は認知症になっても、残ります。
自転車の乗り方を覚えているような感じです!
編み物も若いときにやってた人はできますよ!
野菜とか切るのは、
おじいちゃんより、うまいケースが多いはず…
実益的ですしね!
なんか特別な携わること用意するより簡単!
認知症だからって、手を切ったりすることはない!(よほど重度で情緒不安定でない限り)
本人も家族や社会に役立つことがしたいんです。
認知症の人も色々わからないけど、感情はしっかりありますから、
『自分は、生きていてもしょうがないんじゃないか?』そんな気持ちと日々戦っていたりもします。
うちの婆ちゃん『あんたがこうやって来てくれるから、私生きてられんねんな』ということがあります。
わかってないことは、わかってないけど、わかってることもあるんです。
そして、認知症になって、家族が『うちのおじいちゃん、何か趣味あっただろうか?』
と言われないためにも、仕事以外の携わることが若いときにからあったほうがいいですね!
私も、老後のためにも、今、楽しいことを増やしとかないとと思います!
ご参考まで…
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