ブロッコリーが高い今は茎も大事にしたい!
相変わらずお野菜高いですよね。私もブロッコリーは息子の弁当の前などに買うことが多くなっています。息子がブロッコリーが大好きなので…。茎の部分はいつも存在感が薄くてかわいそうなので、たまにはメインにしてあげたい、ブロッコリーも高いから茎を大事にしたい。そんな思いから生まれたレシピです。
認知症予防の代表的食材!
ブロッコリーのようなアブラナ科の野菜は、イソチオシアネートという抗酸化力を高める硫黄化合物を豊富に含みます。消化吸収の過程でスルフォラファンという物質に変化します。このイソチオシアネートやスルフォラファンはどちらかというとがん予防の方で有名ですね。強力な抗酸化作用だけでなくがん化する有害物質を無毒化するデトックス作用も併せ持っているので、がんを強力に抑制してくれます。イソチオシアネートにはがん予防だけでなく、認知症の予防も期待されています。だから、認知症予防の意味でも食べていきたい食材なんです。
脳の神経細胞の修復にも
ブロッコリーは葉酸も豊富です。葉酸は妊娠中にあかちゃんのために摂ることが重要であることで知られていますね。そう、葉酸は細胞を作ってくれるんです。だから、胎児の発育にとても大事なんですね。じゃあ、大人が食べるとどうなるのか?大人が食べると大人の細胞も修復してくれます。脳の神経細胞の修復も期待できるので、認知症の予防でも葉酸は大事なんですね。
ブロッコリーは骨粗しょう症予防にもいい
大豆に含まれるイソフラボンが骨粗しょう症予防にいいことはよく紹介されていますね。それと同様にブロッコリーに含まれるケンペロールにも骨の老化を予防して骨粗しょう症を防いでくれる働きがあります。女性は40代後半になると女性ホルモンの分泌がどんどん低下していきます。いくら若く見える女性は増えても、残念ながら閉経年齢はなかなか上がりませんね。女性ホルモンの分泌が低下して、骨粗しょう症になりやすい閉経後は特にとっていくことがおすすめです。40代から特に女性は食べる習慣をしっかりつけていきたいですね。
さまざまな不調に効果的!
肌荒れしたとき、仕事が忙しくストレスが多い時、風邪ひきそうな時など、身体がピンチなときに助けてくれるのもブロッコリーです。その理由はやはりビタミンCが多いこと。ストレスやたばこはビタミンCを激しく消耗します。色々なピンチの時に助けてくれるありがたい食材なんです。ビタミンCは抗酸化ビタミン(美肌ビタミン)の1つでもあります。美しいお肌を保ちたい方も大事にしたい食材です。
認知症予防効果を高めるために、カレー粉とオリーブオイル活用
カレーのウコンのクルクミンには抗酸化力、抗炎症力があり、認知症予防で注目されています。インド人にはアルツハイマー病が少ないこともわかっています。このレシピはそのカレー粉とおなじく地中海料理が認知症予防に良いなどで知られているオリーブオイルを使って揚げています。もちろん、そこまではしたくない方は、サラダ油で大丈夫ですがね。ブロッコリーは牛肉とも合いますよ。もちろん豚肉でも美味しいですが、おうちにあるお肉でやってみてください。