根菜上手がポイント!
青物が高いですよね~。なかなか手が伸びません。家族の顔を浮かべると、手がもうちょっと伸びたりします。健康でいてほしいですからね~。根菜は値段はあまり変わっていませんよね。かぼちゃやれんこんなどは、忙しいママにはちょっと面倒なので、やっぱりニンジン率をあげるのがポイントかと思います。緑黄色野菜の青物がなかなか手の届かない値段になってきましたので、青物でない緑黄色野菜となるとやっぱりニンジンですよね。玉ねぎとともに、とりあえず、買っておきたい野菜ですよね。
オレンジはカロテン!赤はリコピン!
オレンジ色の主な成分はβカロテンですよね。βカロテンは体内で必要に応じでビタミンAに変わり、残りはカロテンのままで働きます。ビタミンAは粘膜や皮膚、髪を健康に保ち、歯の成長も良くします。子どもなら体の成長を促しますし、大人にも子どもにも風邪の予防に、効果的です。ビタミンAが足りなくなると夜に目が見えにくくなる夜盲症になります。ビタミンA不足は怖いですね。ニンジンが初めはカロテンでビタミンAに変わっていくのに対し、レバーは初めからビタミンAの形で存在します。また、金時ニンジンのような赤いニンジンも時々見かけますよね。赤いニンジンはトマトと同じリコピンが含まれます。同じく栄養価が高いですよね。
カロテンはキャロットからうまれた
ニンジンのことを英語でキャロットと言いますね。オレンジ色の色素のカロテンは、実はキャロットという言葉から生まれてたんですよ。言われてみれば、発音が似ているんですが、言われないと気付かないですよね。オレンジ色の色素カロテンとニンジンは切っても切り離せない深い関係があるんですね。
煙草を吸う人はニンジンを食べよう
保健指導でも煙草を吸っている人に煙草をやめましょうと言っても嫌な顔をされるだけなので、私はいつも「ニンジンを食べましょう」と言っています。意外と皆さん知らなくて、喜んでもらえます。以前はビタミンAの働きばかりが取りざたされていましたが、カロテンそのものに肺がんを予防する作用があることがわかってきています。ところがビタミンAのようなサプリメントを代わりにとると同じような結果は得られないこともわかってきています。やはり、形ある自然のニンジンを食べるのが一番ですね。
吸収を良くする食べ方
ニンジンのカロテンは油分と一緒に食べると吸収がよくなります。だから、カロテンを吸収するには炒めもの、揚げ物がいいですね。
ニンジンは万能薬
ニンジンはカロテンと食物繊維が多いことが知られていますが、その他にビタミンB1、B2、E、ナイアシン、ミネラル(カルシウム、カリウム、リン、鉄)なども含みます。バランスよく含まれているので、やはり万能薬なんです。また、野菜のカルシウムは意外と吸収がよいんですよ。また、ニンジンの食物繊維のペクチンはさつまいもやタケノコなどと同じくらい含まれています。