やみくもに干すのは、もったいない
毎日の洗濯物!大変ですね~。最近は、春雨のせいで乾かなくて、うまく洗濯物がまわらないですね。洗濯物を干す時に、やみくもに干すのは、脳科学的にはもったいないと言われています。多くの人が脱水が終わった洗濯物をかごに入れ、やみくもに洗濯物の山の一番上から干しているのではないでしょうか。
認知症になると、段取りが難しくなる
認知症になると、計画を立てて、一連の行動をすることが、難しくなってきます。段取りを考えて、要領よく行動することが、できなくなってくるんです。専門用語では、実行機能障害といいます。だから、段取りや手順をふむことが重要な料理なんかも認知症予防効果が期待できます。
収納までイメージして
じゃあ、「洗濯物干し」ならどうなのか?洗濯物の場合は、やみくもに洗濯物の山の上から干すのではなく、収納まで見越して、どう干したら、仕分けやたたむこと、収納が楽になるのかを考えることがすすめられます。お家によって収納の仕方はさまざまかと思います。それぞれの収納の仕方によって干しかたも違ってくるはず。この一連の流れを考え、干すことは、脳の思考系を使うことになります。単に脳トレになるだけではなく、要領よく一連の洗濯という家事を済ませられます。認知症予防のためには、家事が単調にならないよう工夫することが重要になってきます。ボーっと家事を単調にやってないか、今一度見直してみるのもいいでしょう。