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認知症の人に食を通して時を伝える

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認知症の人にはさりげなく

認知症の人には、本人の自尊心を傷つけることなく、さりげなく教えてあげることが重要と言われます。

『そんなこともわからんのかー?』とは言いたくなるけども言わないほうがいい。

時を伝える

認知症になると、今がどの季節なのか、今、何時ごろなのか、わかりにくくなってきます。

だから、さりげなく時を教えてあげることが重要なんです。

そして、大好きな食を通して教えてあげる方法があります。

リアリティーオリエンテーション

認知症の人に意識的に今がいつか等の時を伝えてあげることをリアリティーオリエンテーションと言います。

本来は、食に関することに限ってといったわけではありません。

でも、関心事として優先度の高い、食を通じて伝えるほうが、伝わりやすいんじゃないかと思います。

具体的手法としては

料理を出すときに、『今日は今、旬のなすが入ってますよ。あっもう秋ナスの季節ですね』とさりげなく言う。

ただ、『お茶どうぞ』というのではなく、『3時のお茶ですよ』と言って出すんです。

簡単でしょう?

これが、意識的に時を伝えるということです。

食を通してだと、嫌みもなく、さりげなく伝わります。

『今が、秋やでー』『今、昼やでー』っていうより、さりげなく、思いやりがあり、

認知症の人を傷つけることもないですね。

旬の食材って、栄養価が高いことで知られていますが、こんな活用の仕方もあるんですね。

大事にしたい、旬のもの…。

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