どうしても温泉に行きたい!
昨日は婆ちゃんの受診日でした。何回言っても本人は忘れて、外に出てしまいます。「今日は○○です」というような貼り紙が効果があるときもありましたが、最近は貼り紙にも気づかない様子。仕方なくうちに連れてきました。その写真がこちらです。まぁ、徒歩1分ほどの距離ですのでね。私と母と婆ちゃんの家は徒歩数分圏内で点で結ぶときれいな三角を描く感じなんです。介護と育児の利便性を考えるとこれくらいの近さがよいという母の強い要望があって、婆ちゃん家の目と鼻の先に家をかまえました。一昨日、叔父に認知症外来に連れて行ってもらったばかりなので、叔父に連日で頼むわけにもいきませんので、私がFJクルーザーで連れて行くことになりました。叔父の方が介護向きな軽自動車を持っているのですがね。FJクルーザーで介護が必要な認知症の人を連れて行くなんて本当は絶対してはいけないことですが…
婆ちゃんが45kgになり、介護が楽に!
FJクルーザーにのせるときに、前は私と母で、「せーの、うぉー」という感じで、力が要って大変だったのですが、今は自分にハンドパワーがついたのかと思うほど、ばあちゃんがひょいと持ち上がります。入院中の絶食で婆ちゃんが痩せただけなんですけどね。おかげで本人は動きは身軽だし、介護はしやすいし、やっぱり、被介護者もダイエットが必要だとわかりました。
受診からかえっても、どこかに行きたい
昨日はあいにくの雨と風で、病院前も自転車が風でなぎ倒され、紙などが空を舞い、大変なことになっておりました。車通りが激しく、車がとめにくいのですが、玄関前に車をとめ、婆ちゃんの乗り降りを何とか手伝いました。今回は、急性肝炎で入院していたんですが、退院後の受診になります。「元気そうだから、余計な検査はやめよう」と医師に言われ、採血すらもありませんでした。巻き爪ができて、痛がっているので、外科の受診もついでにして、巻き爪を処置してもらいました。高齢になると、爪もいろいろなトラブルが起こりますから、ケアが必要ですね。診てもらいたいところは、診てもらえ、強風の中、婆ちゃんを何とか連れて家まで戻ってきたのに、婆ちゃんは「もう、帰るんか?」とどこか行きたそうなんです。
認知症になっても性分は変わらない
認知症になって、性格が変わってしまうなどということも認知症の種類によってはありますが、婆ちゃんの場合は本当に変わらないなと思います。もともとおでかけ好きで、元気なときは国内旅行に行きまくり、それでももの足りずにハワイまで行った婆ちゃんなんです。そんな性分は今でも変わりません。温泉好きで、いつも旅行に出かけたいんです。幸い、それほど遠くないところに温泉のデイサービスがありますので、本当によかったと思っています。できるだけ、毎日どこかへ行きたいんですよ。認知症になっても、その人らしく生きる。これがとても大事なことなので、婆ちゃんが昔から大事にしてきた温泉、食、そんな楽しみが継続できるよう支援していきたいと思っています。