あの日から何かが変わった
私が毎週金曜12時半から放送の
『マゴちゃんのツナガリっちょラジオ』
(聴き方はこちら)
にゲストとして呼んで頂いたのは去年の10月18日の事…
野菜ソムリエのマブダチの本町の
『べっぴん野菜と日本酒のたまや』(店のHPはこちら)の女将がメインパーソナリティのまごさんの相方の相葉恭子さんと友達で、私もラジオに呼んでもらえる運びになりました。
その時は婆ちゃんが入院していて、家族は認知症であるという理由で24時間付き添いを強いられていて、
うれしいけど、体力的にきつい状況でありました。
でも、せっかくのお話だしと出演させて頂くことになりました。
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テレビ缶詰王に出るはずの日に
実は、そのラジオに出して頂ける10月18日に東京テレビの『缶詰王』に出るはずだったんだす!
夏ごろ、自分のサイトのお問い合わせフォームから東京テレビの人からメッセージが入っていて、私のクックッパッドの缶詰レシピに興味を持ちましたので、缶詰王の番組に缶詰の専門家として出て頂けませんかと問い合わせがきたんです!
というのは、大阪の震災の後、缶詰を買いすぎてしまい、ちょっと減らそうと缶詰を使って簡単な料理を作り、レシピをクックパッドにアップしたんですよ。
そのレシピを東京テレビの人に見つけられて、そうなったというわけなんです。
不思議な話でしょう?
缶詰の専門家でもないのに、缶詰の専門家として、出てほしいと言われたのです。
もちろん、『缶詰の専門家じゃないですし、野菜ソムリエプロも持ってはいますが、クックパッドとブログで認知症予防の食のことアップしてるくらいで…』
と正直に言いました。
『缶詰レシピ30くらい作ったことありますか?』
『そりゃあ、若いときから数えたら30くらい作ってるかと思います。ツナ、コーン、トマト缶が中心ですけど…』
『じゃあ、それでいいですから、お願いいたします』と。
きっと出る人がなかなか見つからなかったんでしょうね。
泣きそうになりながら、結構缶詰の本を読みました。
そんなにわか専門家ダメですよね。
だから…もう…
I feel so wrong ~!
何かが違う…間違ってる…
そんな気持ちになり、大勢の素人選手権じゃなく、数人の缶詰の専門家で戦うということで、
めちゃくちゃプレッシャーだったのです!
私以外は皆缶詰の料理本出してるほんまの専門家だったんです。
素人選手権みたいな感じではなかったのですよ。
気は進まないけど、レシピをいっぱい出したり、履歴書やレポートみたいなのをいっぱい出さないといけなかったんです。
一週間以内にどこにもアップしていない視聴者がビックリするけど、簡単なものというレシピを5個出すようにとか厳しかったんですよ。
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ドタキャンで落ち込む
そして、気がすすまないのに、めちゃくちゃ協力してレシピとか出していたのに、
『他の方に出ていただくことになりました』って急に言われたんです。
めっちゃやりたかったわけでもないけど、缶詰の専門家として出るには自信なかったから、結構缶詰料理の特訓もしてたんですよ。
なのに…ドタキャン…
『なんか私、何やってんねやろう?』という気持ちになり、
ひどく落ち込みました。
めちゃ缶詰王に出たいわけでもないので、ホッともしたんですが、
私の勢いのやり場がなくなって、どうしようもなくなってしまったのです。
やけ酒を飲んでいました(泣)
ワイン毎日2本くらい飲んでたかも…
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テレビの日がラジオの日に
といったわけで、本町の『べっぴん野菜と日本酒のたまや』
(店のHPはこちら)
の女将が『マゴちゃんのツナガリっちょラジオ』(聴き方はこちら)の
まごさんの相方、相葉恭子さんとお知り合いで、私もゲストに出して頂けることになりました。
まさに、捨てる神あれば拾う神あり…
でした!
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ラジオ収録の後に!
ラジオ出演前後は、婆ちゃんがオペで24時間付き添いを強いられ、家族で交代で付き添いをしていました。
めちゃ過労ぎみだったのですよ。
本当なら、自分の本を読み返して、頭を整理して臨むべきでしたが、
それができなかった。
2巻に取り組んでるので、2巻の話はすぐにできるのですが、1巻についてはパッと話がでてこなくて、
収録中はヒヤリでした!
収録は料理番組みたいに1ヶ月分まとめてとるので、4、5組のゲストがいっぺんに来て、順番を決めるのです。
母に付き添い変わってほしいから、早く帰ってきてほしいと言われていたにもかかわらず、
順番決めでは、先にしてほしいと言うことができませんでした。(意外と押しが弱く控えめなんですよ)
そして、一番最後になってしまった(笑)
(でも、これが残りものには福みたいな結果に…)
収録は自分の本なのに、内容が思い出せないという、
なんとも危なっかしい状態でのぞみ、
なんとか終わりました。
後でオンエアーを聴いた女将に『ユウちゃん、パーソナリティーの相葉ちゃんが答えてほしいこと全然答えられてなかったよ』と後で言われました。
女将からダメだしは、受けたのですが、実はちょっと褒められてもいたのです。
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まさかのスカウト?
収録の後にまごさんに、『意外とよかったよ』と言ってもらえました。
準備は、あまりにもしていなかった私ですが、本番にはそれなりに気合いを入れて臨んでいました。
私が意識していたのは、
『リスナーを退屈させないこと』
『抑揚をつけて話すこと』
『気持ちを込めて話すこと』を意識していました。
まごさんには、『講演とかやったら、向いていると思うよ。』と言われ、
『ラジオのパーソナリティーとかもやったらいいと思うよ』と言われたのです。
目から鱗…というか…ちょっと違うかな…
His suggestion freaked me out.
もう、ビックリ!
でした。
『でも、パーソナリティーやりたいって言って、すぐやらせてもらえるもんじゃないし…』
褒められても、その時点でほんまにやれる…とは、思っていませんでした!
でも、缶詰王の話と違って、こちらの話はとても自分の中でしっくりきたんです。
I feel so right ~.
そんな感じ!
まごさんは、そのツナガリっちょスタジオのオーナーなので、
そこでやらせてもらえるかもしれない…と。
まごさんに褒められた瞬間に数少ないですが…話すことに関して今まで褒められたことが、走馬灯のように頭をよぎりました。
私、小学校のとき、本読みがとてもうまいと先生に言われていたんです。
それと、アメリカのスピーチのクラスのテストで、無謀にもアメリカ人を笑わすネタを考えて挑戦し、笑わせることができ、
先生に『英語はうまいとは言えないけど、あなた話し方がなんかすごくいいわよ。スピーチいけるわよ』とスピーチの女の先生に言われたこと‼️
もしかしたら、パーソナリティーいけるかもしれない。
まごさんに褒められたことと、そのような記憶が蘇り、自信を持たせてくれたこと…
何より、ラジオがワクワクさせるものであったこと…
そして、恥ずかしがりで人目が苦手な私にとって、ラジオは人目がない分自分のよさが出せるかもしれないと思ったこと…
そんなことが私を後押ししてくれました。
そして、とっても嬉しくなりました。
ラジオ番組のタイトルも本と同じで、
『認知症介護ラプソディ』になりました。
ラジオと本と連動させて、やっていくつもりです。
よかったら、私の挑戦を応援してくださいね。
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