しばられることはよくある
身体拘束(身体をしばること)について、まとめたものを出版社に提出したら、
婆ちゃんがされた身体拘束は、介護保険指定基準のどれを満たしているのかと聞かれました!
婆ちゃんは、点滴や鼻のチューブを抜かないように身体拘束(紐でしばる)されていたんです。
編集者に言われて、改めて、自分がまとめたものではまだ、 わかりにくいんだと悟りました!
介護保険指定基準てわかりにくいんですよね。
身体拘束は、緊急やむを得ない、代替となる方法がない、一時的であるという3原則をすべて満たしてないといけないんですよ。
ちなみに婆ちゃんは、どれも満たしてなかった!
一般の人は、基準も満たしていないような身体拘束があちらこちらで行われているなんて、夢にも思わないですよね。
声をあげにくい
そして、疑問に思っても、言い出しにくいんですね。
世話になってるし、おいだされたら困るし…
裁判とかまでは、面倒だし…
身体拘束でエコノミー症候群?
先日、NHKで身体拘束についての番組がありました。
認知症の人ではないんですが、身体拘束をされて、1週間でエコノミー症候群で亡くなったかもしれない事例があるそうです。
確かに、縛ってもないのに、飛行機でエコノミー症候群になるんだから、縛って動けなくしたら、余計になりそうですよね。
それでも、因果関係が証明できないから、家族は裁判を起こしたが、勝ててはいないというお話でした。
日本では、まだまだ亡くなったりしない限りは裁判を起こさない。
特に歳をとっているほど、起こさないでしょう。
まず、身体拘束が病院では正当なものなのか、家族はわからないものだと思うんです。
まったく、身体拘束について知らない人でも、自分の家族がおかれている状況を簡単に理解できるものを
本の中でレッスンという形で作りたいと思っています!
『認知症介護ラプソディ2』早く書きあがるよう頑張ります!