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好きなものを活かす
認知症の人の塗り絵は奥がふか~いんですけど、導入で大切なことは好きな物を持ってくるということ。
前に、塗り絵のレベル(難易度)があっているかもすご~く大事というお話をしました!
それに匹敵するくらいこっちも大事なんです!
富士山の思い出があり、いつもその話をする人には富士山の塗り絵!
いつも明石海峡大橋の話をする人には橋の塗り絵!
ずっと氷川きよしファンだったというお婆ちゃんには、氷川きよしイラストを色をぬいて塗り絵にしてあげればいい!
そんな、「好き」を活かすことが認知症の人の塗り絵の導入に大事だと思うんです。
安易に「塗り絵が好きじゃないかも」と判断するより、好きな絵柄じゃなかったかもしれない。
そう考えるほうが、可能性の目を摘まずに済みます。
専門用語でいうとアセスメント(その人の人となりに沿った分析)が塗り絵でも大事なんですよ!
介護者が短絡的に判断しないことが大事
準備したものがわるかったのに、塗り絵がきらいだと判断されてはかわいそうですよね。
レベルがあっているのか、興味をもてるものだったのか、導入時の声かけの仕方がどうだったのか?
いろいろと大事な点があります。
次回は導入時の声かけの仕方についてお話したいと思います!
導入時の声かけもまた、重要なんですよ~!
それではまた!