雰囲気が違う?
とても不思議なことなんですが、認知症の種別によって性格や雰囲気等の傾向が違うことがわかっています。
取り繕うのがうまい!
アルツハイマー病では、対人面では比較的愛想が良く、認知機能の低下でわからないことが多くなっているにもかかわらず、そのことをうまく隠し、取り繕うのがうまいんです。
家族が気づくのが遅れることも…
だから、その取り繕いに騙されて家族が認知症になかなか気づかないこともあります。アルツハイマー病の人は、楽観的な印象の人が多いんですね。楽観的だとアルツハイマー病になるというわけではありません。
意欲低下は比較的軽い
また、アルツハイマー病では、抑うつや意欲の低下は比較的軽く、愛想もよいため、デイサービス等には、比較的なじみやすいかもしれません。もちろん、本来、その人が持っている個性というものが根幹にありますから、あくまでも傾向ということになります。