呼んだことない人も知っておいたらいい
救急車って意外と呼んだことない人多いと思います。
事故に遭遇しても、誰かが先に呼んでくれていることが多いと思います。
しかしながら、自分も親も年をとるほど救急車を呼ぶ確率は高くなっていきますね。
救急車を呼んだら、どんな風に伝えていったらいいのか、一般の人もちょっと知っておくといいかと思います。
私は結構救急車を呼んだことがある
事故に遭遇して救急車を呼んだのは3回くらいですが、
実は看護師免許を活かして、救急車を呼ぶ仕事を時々していまして・・
「えっどんな仕事?」と思われるかもしれません。
「一人暮らし高齢者(障害者)の緊急通報装置」という、自治体の福祉課を通じて契約して、救急車を呼ぶ装置を家におくというシステムがわりと古くから日本にはあるんです。
高齢者が具合が悪くなったら、「緊急」や「相談」ボタンを押したら、看護師につながり、必要なら救急車を呼んでもらえるしくみがあるんですよ。
そのボタンを押してもらった後に看護師として答えるという仕事もときどきやらせていただいています。
本では食べていけませんので……(笑)
私は、おっとりしてますので、救急には向かないのですが、受け答えなら何とかできるという感じです。
こんなぽわんとした私でも、ちょっと「救急やってます!」という気持ちにさせてくれるお仕事!
でも、何回やっても救急車を呼ぶときは、何だかドキドキしますよ!
やっぱり、伝え方などしくじっちゃいけないという思いがあるんだと思います。
また、そちらの緊急通報システムのことについても詳しくお伝えしてみたいですが・・
今日は、台風も来るし、災害も多いし、救急車の呼び方のポイントについて書いてみたいと思います。
練習したこともないのに、急に救急隊員に色々聞かれて、要点を速やかに伝えるというのは結構大変なことが想像されますよね!
救急車を呼んだらどんな感じになるか?
救急車は自分のために呼ぶ場合と誰かのために呼ぶ場合があると思います!
でも、聞かれることはだいたい同じになるかと思います。
119を押したら、救急車側はなんと言ってくるか?
「火事ですか、救急車ですか?」
これをまず聞かれます。
消防車より救急車の頻度のほうが圧倒的に高いので、今では消救車(しょうきゅうしゃ)という救急車としても消防車としても使える車もあるそうですが…
やっぱり、たいていは火事か救急車かをはっきりさせないといけない!
まぁ、これを言い間違えることはないと思います!
でも、もう一つ「レスキュー」というのもあるんですね!
台風や地震の場合はこちらが多くなってくるかもしれませんね。
火事か救急車かレスキューかという三択だと覚えておいてもいいかと思います!
そして、次に何を聞かれるのか?
2番目は住所ですね!
自分の家なら、すぐ言えますが、違うよく知らないところにいるとあたふたしますね。
住所がわからないところにいたら、目印や重要な建物をすぐに見つけないといけないですね!
わかる人がいれば言ってもらえばいいですが・・
3番目に何を聞かれるか?
誰がけがしたり、具合が悪いのかということですね!
これは、外で偶然出会った事故だとわからない場合もあるかと思います。
そしたら、その旨を伝えたらいい!
4番目にはその人の容態を具体的に聞かれます!
重要なのはやはり、意識があるかないか!
どこをケガしているのか、どんな症状があるのか?ケガだったら、手、足、頭、胴の右側とか左側とか、出血の有無や程度等がすぐ言えたほうがいいですね~!
5番目に聞かれるのは、もし、家の中からの通報なら、鍵が開いているかということ!
開いていないなら、救急隊員は壊すこともできるんですが、救急隊員もむやみには壊したくない!
家の持ち主もやはりできれば壊されたくないですよね!
ケガや病気の本人しかいなくて、玄関まで行けるようなくらい軽度であれば、行って開けてもらうこともあるんですね!
高齢者はもう玄関の鍵は開けといたらいいんじゃないかと思うこともよくあるんですが、
犯人などが逃走してなかなかつかまらないとかいう状況では、やっぱり開けときたくないですね!
大阪の犯人は捕まってくれてよかった~!
台風で家が壊れて鍵が開かないとかいう場合もあるかと思いますが、ケガして鍵が開かなくて、外に出られない場合は救急車もレスキューもという場合もあるかと思います。
こういうのちょっと聞いておくのと聞いていないのとでは、いざ、遭遇したとき、ちょっと違ってくるんじゃないかな~と思って書いてみました!
誰かを助けることも大事ですが、自分で自分の身を守ることが大事だと思います。
むやみに危険なところに飛び込んでいく必要はないかと……
台風では、呼ばれた救急車や消防車も風で横転しそうで心配ですね~!
倒れにくく作られているんだろうか?
前回の大型台風の威力を思うと、あっけなく倒れそうで心配ですね!
台風の勢力が弱まることを祈って・・
ご参考まで~!
皆様、ご自分を大事に!