なぜか知名度が低い保健師
保健師‼と名のっても、どんな仕事なのかわかってもらえない保健師です。
娘の職業として、どんな仕事なのか教えてほしいという声を時々耳にしますので、今日は簡単にご紹介したいと思います。
看護師免許が前提となる資格
保健師は、病院に勤める看護師さんたちとは、業務内容が随分違うんですが、看護師資格が前提となります。
看護師は3年、保健師はプラス1年学校に行かないといけません。4年生大学なら、卒業するときに、両方いっぺんに国家試験を受けます。
私が大学に行っていたころは、大学卒業なら皆とれる資格だったんですが、今は学校内で成績や試験などがあり、狭き門になってきてはいます。
専門学校で4年でとれるところもあります。
いったいどんな仕事なのか
超簡単に言うと、看護師が個人に関わるのに対し、保健師は集団の健康をまもります!
自治体だったら、その自治体集団の健康!
企業だったら、会社従業員集団の健康!
学校だったら、生徒集団の健康を守る(保健室を拠点として)!
そんな感じです。
集団の健康を守れるのか
集団みんなに関わるなんて、無理じゃないか?
そう思う人も多いかと思います。
だから、ざっくりアプローチと、大変なところ集中アプローチと両方しているんですよ。
鷹の目でみているんですね。
もともと保健師は、まだ日本が発展途上で乳幼児死亡率が高い時代からあり、公衆衛生が課題という時代からあります。
意外と公衆衛生という面では、美容師さんとかぶる勉強もありますよ。
当時はとにかく乳幼児や命を守ることが中心でした!
今はメタボ指導でもひっぱりだこの保健師ですが・・
時代とともに仕事も変わっていきます。
対象はひろい
自治体だと赤ちゃんから高齢者まで関わる仕事になります。
介護保険がはじまり、ケアマネさんの登場で今は保健師は高齢者のなかでも困難事例に関わるようになりました。
自治体でも国保関係でもメタボ等保健指導があったりします。
時給は2000円から
正職員の給料はピンキリですが、派遣労働の時給だと2000円からになります。
自治体の仕事でも派遣だと2000円からです。
自治体で直雇いのパートだとそれより下回ります・・
同級生と「娘の職業って、母親が見抜いているものだよね」と言っていました。
私も保健師が向いていると母が見抜いてくれていて、
よかった!
一生、食いっぱぐれることはなさそうです。
お母様がたの選択肢提案はやはり、重要だと・・
若いときは、自分が何に向いているか、なかなかわからないものですよね。
保健師は看護師のように体力はそれほど要りませんし、
看護師と違って業務量を調整しながら、裁量をもって働け場合が多いです。
家庭を持っても続けやすい職業ですよ!
ご参考まで‼